過去最高益発表でも株価が上がらない理由

保有している銘柄から過去最高益の発表があると、
「よし!明日から株価があがるぞ」という気持ちになり、
翌日の市場が始まるのが待ち遠しくなります。
しかし過去最高益が発表されたはずの銘柄の株価が、
その後思うような値動きを見せないこともあります。

例えば円安の恩恵が大きい企業の場合、
昨年のように一年を通じて円安相場が続いたときは、
「今年はかなり業績がいいだろう」という期待感から、
決算が発表される前から好業績を予想した買いが入ります。
このような場合は投資家の予想をさらに上回る好決算が出ない限り、
たとえ良い決算が出ても材料出尽くしで株価は反応しません。

つまりサプライズ的な要素があるのかが重要で、
決算は織り込み済みでも新たな事業展開が発表されたり、
大型の提携が発表されたりすると株価はさらに上昇します。
それだけに決算後の株価を予想するのは難しいのですが、
個人的には決算の前にポジションを外して、
その後の展開を見てから再びインするようにしています。

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株価が大きく動く予兆、三角持合い

株価は日々変動しながら上昇・下降を繰り返し、
上下しながら推移していきますが、
この上下の振れ幅が少しずつ小さくなってゆき、
ラインを引いたときに三角形を描くようなチャートが「三角持合い」です。

三角持合いは三角形の先端付近になると、
株価が上昇か下降のどちらかに向かって大きく動く特徴があります。
つまり三角持合いが発生した場合はチャンスでもありますが、
株価が急降下する可能性もあるので手を出しづらい状況といえます。
もし狙っている株で三角持合いの展開になったら、
上下どちらにブレイクするかを確認するまで待つのがいいでしょう。

三角持合いは株価の予測がしづらいチャートパターンですが、
最終的に株価の行く末は3つのパターンに分類されます。
ひとつは安値がほぼ同じ水準で推移しているのに対し、
高値が徐々に切り下がって三角を形成するパターン。
この場合は高確率で株価は下落に向かいます。

 

 

 

 

 

二つ目は安値が切り上がって行くに対して、
高値がほぼ同じ水準で推移しているパターン。
この場合は先ほどとは逆に大きく上昇が見込めます。
この二つのパターンの場合は将来の株価が比較的読みやすく、
保有している株でこのパターンが現れたときは対策ができます。
つまり上がると思えば株を買い増しして上昇に備え、
下がると思えば損失が出ている状態でも売ってしまうことです。

 

 

 

 

 

一番困るのは三つ目の高値と安値が切り下がるパターン
この場合は上昇と下降の圧力が均等に働いているため、
株価がどちらに動くのか判断が非常に難しくなります。
ただし動き出すと株価は大きく振れる傾向にあるので、
様子を見ながら初動で対策を取るようにしましょう。

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株初心者が勝つために学ぶべき基本

株に興味を持つ初心者の人からよく聞かれるのが、
「株って初心者がやっても勝てないんでしょ?」というもの。
もちろん何の知識もない人が適当に株を買っても勝てないし、
仮に勝てたとしても、それはビギナーズラックというもの。
トータルで収支をプラスにするにはある程度の知識と経験が必要だ。
しかし、これは株に限らずどんな分野でも共通すること。
免許とりたての初心者の運転が上手くないのと同じことだ。
大切なのは基本や仕組みをしっかりと理解しておき、
失敗するリスクをいかに減らしていけるかがポイントになる。

ここまで話すと勉強するのが面倒だと感じる人は、
「○○さんが買うのと同じ銘柄を買うよ」とか、
「株価が上がりそうな銘柄見つけたら教えて」という人がいる。
しかし仮に彼らに株価が上がりそうな銘柄を教えても、
かなりの確率で勝ちを逃すであろう。
何故なら株で勝つために一番難しいのが売るタイミングで、
保有株を売却する決断をするには「売り時」を理解していなければならない。
多くの株初心者が含み益を抱えていたのも関わらず、
売るタイミングを逃して結果的に損をしているのだ。

株初心者に多い失敗が一旦株価が上がり始めると欲が出て、
「まだまだ上がり続けるだろう」と目標株価を高くしてしまったり、
株価が天井を付けて下降トレンド入りしているのに、
「もう少し待てばまた株価は上昇するだろう」と株を持ち続けてしまう。
これらに共通するのは根拠のない希望的なもので、
「こうなればいいのにな」と思っているだけである。
では勝つためには独自の必勝法を作る必要があるのかと言えばそうではない。
株には先人たちが膨大なデータをもとに作ったテクニカル指標があるからだ。
テクニカル指標を使えば機械的に売買できるようになり、
株初心者であっても勝率をアップさせることが可能になる。
そのためにもまず株の基本をしっかりと理解し、
自信をつけてから銘柄を選ぶことをお勧めします。

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チャートパターンの基本、ダブルボトムとダブルトップ

チャートを見ていると株価が一定のリズムで上下して、
特定の形になっている箇所が見つかります。
これがチャートパターンと呼ばれるもので、
その形状によっては買い時や売り時を判断する重要な指標となります。

●チャートがWになったら買いサイン
いくつかあるチャートパターンの中でも代表的なものが、
ローソク足が「W」の形を形成するダブルボトムがあります。
ダブルボトムはローソク足がふたつの谷を作ってW型になる状態で、
この形のチャートパターンが現れると株価が大きく上昇すると言われます。
特にダブルボトムが底値圏で現れたときは激アツのサインで、
株価が上昇トレンドに変わる可能性が高いとされています。

 

 

 

 

 

現れるだけで買い注文が増えるほどのダブルボトムですが、
実際にはダブルボトムになったものの株価が下落する「騙し」もあります。
騙されないためのポイントとしては、
W形になっている真ん中の山(図1のA)を高値とし、
そこのラインを上抜けしたら上昇トレンドに入ったと判断します。
上昇トレンド入りした場合に難しいのが売るポイントですが、
ダブルボトムの安値から高値まで値幅がひとつの目安。
仮に安値から高値の幅が100円なら、
高値のラインから100円上昇したところが売り時です。

●チャートがMになったら売りサイン
ダブルボトムとは反対に、チャートがMを描くパターン。
この場合はダブルトップと呼ばれ株価下落のサインです。
特に高値圏でこのサインが出た時は強烈な売りサインで、
株価が大きく下落する危険性があるので注意しましょう。
ダブルトップを作った場合はM字の中央(図2のA)の安値がポイントで、
このラインを抜けると一気に株価が下落する傾向があります。
もし現物で保有している株にこのサインが出たら、
一旦株を売却することを考えましょう。

 

 

 

 

 

ダブルボトムもそうですが、
いずれのサインも完璧な形になっていなくても成立します。
例えばジグザグが緩やかな曲線であったり、
ちょっと歪な形になっていてもパターンとしては成立するので注意。
「怪しいな」と思ったらラインを引いて確認するといいでしょう。

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ローソク足の基本を学べば値動きが分かる

株をやる人なら誰もが目にする株価チャート。
株価の値動きを示すこのグラフには、
売買するタイミングなど株で勝つための情報が詰まっています。
株の相場を予想するための指標は色々な種類のものがありますが、
その中でも株価チャートは基本中の基本。
株初心者が効率よく稼ぐためにはチャート分析が大きなカギです。
まずはチャートの基本を学び、
買い時と売り時のタイミングを判断できるようになりましょう。

チャートを見るときに最初に理解しておくべきなのがローソク足。
株価の値動きを示すローソク型のこの記号は、
始値・終値・高値・安値を読み取ることができます。
ローソク足には中身が白い陽線と、中身を塗りつぶした陰線があります。
陽線は始値より終値が高かったことを示し、
陰線は始値より終値が安かったことを示しています。

 

 

 

 

ローソク足は株価の値動き次第で様々な形になりますが、
その形やローソク足の組み合わせにより今後の値動きが予測できます。
例えば上ひげの長いローソク足が出た場合は、
株価が勢いよく上昇したものの、売りの圧力に押し戻された状態。
つまり株価が下がる可能性が高いと判断できます。
ひげが無い陽線や陰線が現れた場合は、
ともに勢いが強いと判断できる指標となり、
陽線の場合は上昇、陰線の場合は下降を予想できます。
このようにローソク足から読み取れる値動きは様々なパターンがありますが、
現れた場所が安値圏か高値圏でも変わってきますし、
株価の流れを総合的に見たうえでの判断が必要となります。

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